隔離無し入国プログラム「Test&Go」が復活した事で話題のThailand Pass!
以前に比べ、タイ入国を検討している方が増えたのではないでしょうか。
「Sandbox」プログラムでも、行けるエリアや離島が増えたよね!
今回EllieとTioは、実際に「Phuket Sandbox」プログラムを使って
プーケットからタイ入国してみました!(2022.1.14~)
その時の実際の様子をレビューしていくよ!
「Test&Go」も基本ルールは同じなので、これからタイ入国を検討している方に
ぜひ参考にしていただければと思います!
お役に立てると幸いです!
プーケットサンドボックスとは?
プーケットサンドボックスって、そもそも何?アライナカー?
そんな方のために、少し説明させて頂こうと思う。
サンドボックスプログラムとは、Thailand Passシステムで申請が出来るタイ入国プログラムの一つで、タイ政府が試験的に導入している入国制度のこと。
原則としてワクチン接種済の外国人を対象としているため、ワクチン接種証明書の提出が必須。
サンドボックス利用条件と対象エリア
これらの条件をクリアすれば入国後の隔離措置が免除され、対象エリアを自由に旅行できるというプログラムが、この「サンドボックスプログラム」なのだ。
2021年7月1日~プーケットで初めてプログラム導入され、現在は下記のようにサンドボックス対象エリアが拡大している。
プーケットサンドボックスを利用するための必要条件
私たちも、このルールの下で準備を進めました!
Thailand Passについては、こちらの記事でも紹介しておりますので、是非ご覧くださいませ!
ここまで準備できれば、あとは出発するだけ!
早速、日本出発からプーケット到着までのレビュースタート!
Part 1:成田国際空港(14 Jan, 2022)
現在、タイに入国する場合は、出発空港のチェックインカウンターにて必要書類の確認があるため、必ず立ち寄る必要がある。
Ellie&Tioも普段は、WEBチェックイン&自動チェックイン機でBoading Passを発行してしまうので、チェックインカウンターに立ち寄るのは久しぶり。
受託手荷物が無い場合でも、必ずチェックインカウンターへ立ち寄る必要があるので、いつもよりさらに時間に余裕を持って空港へ向かった方が安心。
まだまだ閑散としている成田空港
やはり、コロナ禍の成田空港は人もまばらで寂しい…。
旅行者よりも、空港スタッフの方が多いのでは?くらいの勢い。
この日、空港についたのは朝8:30頃。
人がたくさんいて、これから海外へ出発♪という隠し切れないウキウキが見え隠れする旅行者に溢れた空港も良いけど、これはこれで空港好きとしては楽しい。
ここまで旅行者のいない閑散とした成田空港は、コロナ禍のこの時期ならでは。
むしろ、美しさすら感じる…(遠い目)
Ellieは元々HND勤務だったので、あまり慣れていないNRTに
興奮して禿げ散らかしそうだったわ。
チェックインカウンター
今回、搭乗するのはSingapore Airlines。
マレーシア・インドネシアの伝統的な柄をモチーフにした民族衣装風のCA制服「サロンケバヤ」って言うんだけど(え、オタク…?)、本当にかわいすぎて尊い…!
声を大にして言いたいのは、CAの機内で履いている靴が吐くほど可愛いということ。
制服に合わせて民族模様のようなデザインになっていて、死ぬほど可愛い。
きっと注目している方も多いはず。
Ellieのエアライン時代の同期がSQにいるのだが、あの靴めっちゃ歩きやすいらしい。でも、めっちゃ蒸れるらしい…w
あれ本当にかわいいんだが。欲しい、ガチで。蒸れても良いから欲しい(真顔)
…分かったから、そろそろ本題に戻って?
最初はSQチェックインカウンターも閑散としていたが、出発時間が近づいてくると少しずつ人が増えてきた。
この時は、トータルで10名ほど。
ここで機内座席で自分の隣り・前後の席に人がいるかを聞けるよ。
私は念のため聞きました!(感染コワイじゃん…震)
次に、上記それぞれの注意点を説明していこうと思う。
① パスポート
タイ入国の場合は、6か月以上の有効期限が必要なので注意。
コピー不可、原本のみ。
② Thailand Pass
Thailand Pass 承認メールのQRコードを読み込み、登録の個人情報画面を提示する。
自分のスマホで自分のQRコードを読み込んで見せる必要があるため、Thailand Pass QRコードは印刷して紙で持って行った方がベター。
③ 42時間前のPCR検査陰性証明書
Thailand PassのWEBサイトや大使館WEBサイトでは、72時間以内の陰性証明との正式な記載がある。
しかし、SQ(シンガポール航空)では48時間以内の陰性証明の提示が必要なので注意!
この基準はエアラインによって違ってくるので注意が必要。
TG(タイ航空)、ANA、JAL等のWEBサイトでは「72時間前」と記載があるが、SQでは「48時間前」と公式ホームページに書いてある。
ここ、ほんとにトリッキーなので、ほんと気を付けて欲しい。
Thailand Passや大使館のWEBサイトだけで安心せず、必ずご利用になる航空会社のWEBサイトも確認して欲しい。
④ ワクチン接種証明書
各国の政府が認めたコロナウイルスワクチン接種証明書の提出が必須。
尚且つ、最終接種日から14日間以上が経過している必要がある。
こちらはコピーでもOK。
⑤ コロナ医療保険の加入証明書
保険加入時に発行される、加入証明書の提出が必須。
書類には、下記項目の記載が必須となる。
⑥ 到着から7日間のAQ/SHA Extra+ホテル予約確認書
AQホテル、もしくは、SHA Extra+ホテルのみ。
別に普通のホテルでも、空港スタッフは分からんだろ~。とお思いかもしれないが、そもそもThailand Pass申請時にAQホテル、SHA Extra+ホテルでなければ却下されるので、ちょろまかせないようになっている。
⑦ フライトの予約確認書
提出を求められた訳では無いが、印刷して持っていたのでついでに出した。
帰りのフライトについて聞かれたが、移住や転勤などの長期滞在の方は、その旨を伝えればOK。
シンプルに滞在期間の確認という事で、特に掘り下げられる事は無い。
E-ticketをコピーして見せれば、スタッフもスムーズに確認できて時間短縮になるのでオススメ。
私の場合は書類は全て手元に戻ってきましたが、提出して戻って来なかったという話も一部聞きました。エアラインによって、出発空港によって、微妙にオペレーションが違う事が考えられるので、念のため全てコピーを取っておく事をオススメします!
出国後エリアも、ガラガラで興奮n…あ、珍しくてすごく面白かった。
搭乗口に行く途中、このTAX FREE SHOPは開いていた。
その他はほぼ開いていないので、食べ物は出国前に、飲み物は自動販売機で購入する事になる。
もちろん、SQ機内もガラガラ。
良い感じにソーシャルディスタンスが取れて、ちょうど良いかなとも思う。ある意味、安心。
ああ…遠くに見えるCAの制服が可愛くて尊i…
飛行機もガラガラだったよねえええええー!(大声)
Part 2:SINチャンギ空港(経由地)
以前の記事でも触れているが、現在プーケットまで行く場合、バンコクでの乗り換えは出来ない。
BKK(スワンナプーム)、DMK(ドンムアン)どちらもプーケットへの乗り換えフライトは出ていないので注意。
現状は、特に理由が無い限りシンガポール・チャンギでの乗り換え一択になるだろう。
SINでも、プーケット便に乗り換える時にThailand Passや
SWAB(PCR予約システム)のバウチャーくらいはチェックされるかな?
と構えていたので、拍子抜けしちゃったわ。
あっさりプーケット行きフライトに乗れたよね!
チャンギ空港では、思ったより利用客が多い様子。少しほっとした。
Part 3:プーケット国際空港(14 Jan, 2022)
Phuket International Airportについてからは、全部で以下3カ所で確認や書類提出があった。
CHKポイント① 降機してすぐの到着エリア
飛行機を降りると通常はイミグレに向かうが、その前に到着エリアの書類確認会場?へ案内される。
「写真はちょっと…」と声をかけられてしまいビビったので、ブレている…(涙)
ごめんなさい、もう撮りません。
私は特に聞かれなかったが、前に並んでいたファランが滞在期間をしつこく聞かれていた。
ちょっと挙動が変だったから怪しまれたのかな…?(失礼)
CHKポイント② Immigration(入国審査)
到着エリアで必要書類に不備が無ければ、書類にスタンプを押され(タイ語だったので内容は不明だが、恐らく「確認済~オッケ~!」的なやつだと思う)、イミグレに進む。
ここではThailand Passを印刷した紙を渡しました。
コピーがなければスマホ画面でもOKのようです。
CHKポイント③ PCR検査ブース(到着ロビー)
イミグレ後は、通常通りに荷物をピックアップし、到着ロビーにあるPCR検査ブースへと進む。
ここでQRコードを渡され、ホテルに付いたらアクセスしてアプリをダウンロードするよう説明される。
そう、噂のMorchana(モーチャナ)アプリだ。
ここで確認事項に不備がなければ、そのまま検査ブースに進める。
そして、それはそれはもう盛大に鼻に綿棒を刺される。
何度やっても慣れないよね…
思わず目をギュ!って瞑っちゃう(涙)
検査後は、「SWAB」と書かれたシールを見えるところに貼っとけと指示されます。
ここでPCR検査をすり抜ける外国人がいるらしい。
それを区別するためのシールらしい。
すり抜けるって…一体どのようにして…?
ホテルへ移動
ここまで無事に終わると一安心、あとはホテルに向かうのみ。
到着ロビーでは、タクシーやリムジンバスのカウンターは全てクローズしているので注意。
到着ロビーの外に出るとタクシーの運転手がたくさんうろついてて、
「ヘイ!ディスカウントォ~」とか叫んでたよね。
私の予約したホテルは当日空港のタクシーで向かっても受け入れOKでしたが、
ホテルによっては「ホテルが手配した車でないとダメ」という事もあるそうです。
ご自身の予約のホテルに、事前に確認しておく事をオススメします!
ホテルまでの移動を予約している方は、PCR検査後の出口にいる空港スタッフにホテル名を伝えると車を探してくれる。
この時、先ほどの検査済みSWABシールをめちゃくちゃ確認された。
PCR検査をすり抜けたヤバい奴じゃないかどうか、一応確認するのね。
私の場合は、すぐに予約した運転手さんに会う事ができたので、すごくスムーズだった。
他のお客さんとの同乗も無く、貸し切り状態でラッキーだったが、それはもうギラッギラの六本木のクラブみたいな車でプーケットの街を走り抜けた私の心境は、ご想像にお任せする。
こういった観光目的で使われるタクシーやハイヤーでは、車内禁煙が国の法律で決められている。
知らずにタバコを吸おうもんなら、罰金と、もれなく運転手にめちゃくちゃ怒られる。(電子タバコもNG)
もう一つのNG行動は、前の座席やダッシュボードに足を上げること。
これ、冗談抜きで、ホントめっちゃキレられる。
タイでは、足を高い位置に上げる行為は、宗教上とっても良くない行為とされているようで、マナー違反とかいうレベルを超えて、ものすごい”邪悪な行為”と考える人が多い。
以前、離島ツアーのミニバンで同乗した外国人が前の座席に足を上げてくつろいでいたところ、運転手にバチバチにキレられていた。
注意するとかうレベルでは無く、引くぐらい、それはもう顔真っ赤にしてキレていて、文化の違いを感じた瞬間だった…。
皆さんも、タイの車内マナーには十分に気を付けて欲しい。ほんと、えぐいほど怒られるから。
まとめ
私の場合、書類に不備が無く全体的にスムーズだったのと、諸々を紙に印刷していった事で口で説明する必要がなく、時間短縮になったような印象だった。
SINでの乗り換えも含め、出国してからは本当にスムーズだったと思う。
空港スタッフも、サンドボックスプログラム含むThailand Pass入国制度に慣れ始めてきたからだろうか。
プーケットサンドボックスでのタイ入国について、ここが分からない!、もっと詳細を知りたい!などあれば、コメント、Twitter、インスタでご連絡を頂けたら嬉しい。
そして、タイ入国に際して、情報提供くださった方、アドバイスくださった方に、心から感謝を伝えたい。
そして、これからタイ入国を検討している方、迷っている方、タイ入国に興味のある方のお役に立てれば嬉しい。
A big thank you to all who read through!
written by Ellie & Tio
コメント
インスタから来ました。
サンドボックスについて事細かに、面白おかしく実践レビューをしていただいていて、見ていてわかりやすく楽しませていただきました。
僕はタイが大好きなので、このようなブログに出会えてとても嬉しいです。
今後も楽しみにしています。
yokocchi58 さま
コメントありがとうございます!
こちらこそ、こんなブログを読んでくださって本当にありがとうございます。
そして、こんなにも暖かいお言葉まで頂き…支えになります。
今後とも、皆さんに興味を持って頂けるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!m(__)m